相続対策

空き家問題を解決する耳より情報

今回は、私もこの空き家のことについてお話ししてみたいと思います。 親が住まなくなってもうすでに何年も空き家になってしまっており、自分も兄弟も含め実家に戻り居住する可能性はないので、 「早く何とかしたいがどうしたらよいでしょうか」というご相談を今年は頻繁にいただきました。 このような問題を抱えていらっしゃる方がとても多いようです。 空き家のどういうことがまずいのかというと、まず家というものは人が住まなくなるとすぐに変化を来します。

税務申告

空き家を有効活用し、新たな発生を抑えるための税制改正【前編】

近年、空き家の割合は増加傾向にあり、今後も増え続けると予想されています。 空き家が適正に管理されないまま放置されると、景観の悪化を及ぼすだけではなく倒壊や放火などの危険性も高まるため、現在社会問題となっていることはみなさんもご存知かと思います。 このような背景から空き家の有効活用を促し、新たな空き家の発生を抑えるため、平成28年度の税制改正により「空き家の譲渡所得の3,000万円控除」という制度が作られました。

税務申告

空き家を有効活用し、新たな発生を抑えるための税制改正【後編】

平成28年度の税制改正により実施される「空き家の譲渡所得の3,000万円控除」。 相続した家屋を取り壊し、取り壊し後の敷地を1,000万円で売却した場合 【前提条件】 ◎ 昭和50年建築 ◎ 購入金額不明※ ◎ 平成27年1月相続 ◎ 平成29年5月取り壊し、売却 ◎ 取り壊し費用300万円 ※購入金額が不明の場合には、売却金額の5%(概算取得費)で計算します。要件はすべて満たしているものとして、所得税・住民税を計算してみましょう。

民法

敷金からハウスクリーニング代やリフォーム代が差し引かれなくなるかも?

平成32年4月頃に約120年ぶりの抜本改正を予定している民法。改正されると、賃貸借契約についての敷金、及び退去時の原状回復についても見直されることになります。一般的にマンションやアパート等、部屋を借りる際には敷金として家賃の1~2か月分を請求されるケースが多いと思いますが、これまでの民法では敷金の定義、敷金返還債務の発生要件、充当関係などの規定は特に明文化されていませんでした。

ライフプラン

もし認知症のご家族が大事故を起こしてしまったら?

みなさんは『前頭側頭型認知症』という言葉(病名)を聞いたことはありますか?現在65歳以上の認知症患者は約460万人と推計されていますが、その半数以上はアルツハイマー型が占めておりこの『前頭側頭型認知症』はわずか数%に留まっているということです。一般的にはまだまだ知れ渡っておらず、理解もされていないのです。

相続対策

タワーマンションを利用した相続税の節税が封じられる?(後編)

相続税の節税のためタワーマンションの住戸を購入して賃貸する「タワマン節税」が注目されています。相続税額を計算する際、不動産の財産評価は現金や有価証券を下回りますが、特にタワーマンションは条件次第で大きな節税効果が見込めるのです。

民法

マイホームが契約後に災害で倒壊!支払義務はどうなるの?

マイホームの売買契約締結後、引渡しの前までに台風で建物が倒壊した、または隣家の出火によって建物が焼失したなどが原因で売主の引渡義務が果たせなくなった場合に、買主(不動産物件を買う人)の代金支払債務が消滅するのか、しないのかという「危険負担」の問題が出てきます。

民法

約120年ぶりの民法大改正! その②~具体的な改正点とは?

消滅時効とは簡単に言うと、権利をほったらかしにしたまま一定の期間が過ぎるとその権利が消滅してしまうという制度のことです。 例えば借金(債務)をした人(債務者)が夜逃げした後、金融業者(債権者)から請求を受けなかったことで、一定の期間に借金を返済しなかったとします。 その後、債務者が消滅時効の制度を使うことによって、その債務が消滅します。 つまり、借金を返さなくてもよくなったので、一件落着というわけです。 

ライフプラン

長生きは危険?今から間に合う対策でひと安心する方法

突然ですが皆さん『長生きリスク』という言葉をご存知でしょうか?
最近、雑誌等で時々目にするようになってきた言葉です。なんとなく我々中高年者にとって、印象のあまりよくない言葉ですね。
まるで、「長生きすること自体がリスク」、「長生きしない方がいいの?」と言われているような感覚を持ってしまうのがこの言葉の良くないところだと思います。
しかし、皆さん!違うのです!『長生きリスク』は長生きすることをどうのこうのいう言葉ではありません。
長生きはして下さい。長生きはしなければいけないのです。長生きすればもっともっと楽しハッピーな体験ができるのです。