【令和7年度路線価】神奈川県は4年連続で上昇幅拡大
7月1日に国税庁より「令和7年度相続税路線価」が公表されました。神奈川県全般の路線価の動向を見てみますが、平均で4.4%の上昇となりました(前年度は+3.6%)。上昇傾向は令和4年度から4年連続となり、さらに上昇幅も拡大しています。ちなみに隣接の東京都は全国でもっとも上昇し、平均+8.1%となっております。
7月1日に国税庁より「令和7年度相続税路線価」が公表されました。神奈川県全般の路線価の動向を見てみますが、平均で4.4%の上昇となりました(前年度は+3.6%)。上昇傾向は令和4年度から4年連続となり、さらに上昇幅も拡大しています。ちなみに隣接の東京都は全国でもっとも上昇し、平均+8.1%となっております。
いわゆる「タワマン裁判」と呼ばれた「令和4年4月19日付判決(最高裁判所第三小法廷)相続税更正処分等取消請求事件」で、社会に与えたインパクトは強く、ニュース等でも話題になりました。
相続した都心のマンション2棟を路線価方式で財産評価した結果、「相続税額が0円となる」という驚きの申告内容ですが、それに司法より「NO!」を突き付けられた結果となりました。
7月1日に、国税庁より令和3年度相続税路線価が公表されました。神奈川県全体としては住宅地の平均はマイナス0.6%となり、下落に転じました。商業地の平均もプラス0.1%。前年のプラス2.7%から大幅に上昇率が鈍化しました。