【光熱費対策】この夏、家計を救う省エネアクション

光熱費の節約イメージ

今年に入り、電気、ガス、水道、食料品、ガソリン代など、私たちが生活していく上で必要となる生活費の値上げが続いています。
ウクライナ情勢、円安が続いていることもあり、今後も値上がりが続いていくと想定されます。
夏に向けて、ますます生活費が高くなっていく季節となりますので、どのような対策があるのか考えてみたいと思います。

 

まず、はじめに今の生活費をしっかりと把握してください。

足元が見えていない中で「節約、節約」といっても、「具体的にどの支出を見直しできるのかが見えてきません」と節約するのも難しいです。
家計簿を付けても良いですし、スマホのアプリを使っても良いです。毎月の支出をしっかりと把握していきましょう。

光熱費イメージ

続いては固定費と変動費に振り分けます。

固定費

家賃や住宅ローン、通信費、保険料などが挙げられます。
固定費は一度見直しをすると、ずっと下がったままなので効果は大きいです。
まずは固定費が見直しできるか確認しましょう。
生涯で数百万から数千万単位で費用が抑えられるかもしれません。

 

変動費

電気、ガス、水道、食費、被服費、雑費などが挙げられます。
変動費は継続して努力しないと、抑えることは難しいです。
ただ、ちょっとしたことでも費用を抑えられますので、どのようなことができるのか考えてみたいと思います。

これから暑い季節となりエアコンを使う機会が増えます。
資源エネルギー庁のデータによると夏の13時~16時の間がもっとも電力の需要がひっ迫しており、その中でもっとも電力を消費しているのがエアコンです。

 

エアコン費用を節約する方法としては…

● こまめにフィルターを掃除する
● エアコンを自動運転にする
● 扇風機と併用する
● 室外機回りをきれいにする
● 10~15年前のエアコンを持っている人は買い替える

…などがあげられます。

光熱費イメージ

環境省よると、冷房の温度を1℃上げると、約13%の消費電力の削減となります。
冷房温度を低く設定しすぎている人は、少し見直しをするだけで電気代が削減できる可能性があります。

その他、家庭での電気使用量が多い家電として冷蔵庫、照明器具、テレビ、電気便座があげられます。
古い家電を使っていると、消費電力が大きくなるので見直しをする、また普段の使用方法の見直し、料金プランの見直しなどが考えられます。

続いて、夏は汗をかくのでシャワーを浴びる機会も増えると思います。
お風呂に浸かる回数が減る分、シャワーをずっと出しっぱなしにしてしまうと、結果お風呂に入るのと同じ水量を使っていることになります。
こまめにシャワーを止めるなどして、お湯や水を出す回数に気を付けないと水道代はどんどん高くなってしまいます。

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また、ガス代については…

● ガス会社を切り替える
● ガスと電気をセットのプランに切り替える
● プロパンガスから都市ガスに切り替える
● オール電化にする

…などの見直しが考えられます。

 

お風呂についで、ガスの使用量が多くなるのがキッチンです。
調理と洗い物でガスを使用するので、お湯の利用を抑えて、ガスの利用もなるべく抑える調理を心がけるだけで、年間の支出は抑えられます。

省エネ家電に買い替えることで補助金が出る可能性もあります。
詳細についてはお住まいの自治体などでご確認ください。

 

光熱費イメージ

電気、ガス、水道代を口座振替でなく、クレジットカード支払いにすることでポイントが貯まり、お得になるケースもあります。
口座振替のみに適用される割引もあるので、クレジットカードの還元率とどちらがお得かは計算が必要となります。

一概にポイントが貯まるから、「クレジットカードがお得」というわけではありませんが、通信料や保険料、食費、雑費等はクレジットカード払いにして、出来るだけポイントが貯まりやすいように変えていきましょう。

 

ガス、電気、水道代、食費、被服費などの変動費は毎日の積み重ねが大きく影響してきます。

あまり節約に力を入れすぎると、夫婦喧嘩の原因にもなります。
どちらかが、がんばるのでなく、お互いの協力が大切になります。どのように節約していくか、夫婦で共有することもとても重要です。

今年は例年にないくらい家計の支出が増える可能性があります。
ご自身で節約ができない方はファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談して、どのように支出が抑えられるのか対策を練ってみましょう。

 

 

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株式会社マネぷら
株式会社マネぷら
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